今回もなかなか複雑な着物の柄をちまちまと作っています。
まずは1番、山吹色の粘土をガラス棒で薄く薄く伸ばします。
後ろが透けるほど伸ばしては使い物になりませんが、かなり薄く伸ばした方が良いです。
2番、伸ばした粘土を直径7mmの丸い型抜きで何枚もたくさん型抜きしてます。
続けて何枚も型抜きする時は型抜きを抑えている指先が痛くなるので、軟らかい布やテッシュで巻いてからやると良いです。
3番、今度は7mmの型抜きした丸をさらに4mmの型抜きで真ん中を型抜きします。
この状態ではまだ型抜きされた粘土は軟らかいので小一時間ほど待って乾燥させます。(別の作業をやっていればすぐに乾きます)
4番、ある程度乾燥したら丸の端をカッターナイフでカットして六角形にします。
そうすると真ん中に4mmの穴が開いた六角形のパーツが一つ出来ます。
5番、着物本体に紅い粘土で下地を作っておき1〜4で出来たパーツを写真のような感じで並べます。
パーツの穴の開いた部分に同じ色の粘土で丸をくっ付けて伸ばし、カッターの刃先で十時に切れ込みを入れてお花のようにします。
お花の中心には下地の赤と同じ色で花心を付けます。
6番、4mmの型抜きで抜いた4mmの丸もカッターで6角形にして先ほどの(大きな方の)パーツの間に並べます。 こちらも花心を付けます。
こちらの小さな4mmのパーツとパーツを細く伸ばした直線パーツで繋いで行くと・・・
・・・こんな感じの柄が完成しました♪ ここまでで20時間くらいの作業です。
しっかりと乾燥したら山吹色の部分は金色の塗料で塗って完成です。
今日は絞りになっている所と、帯のパーツ作りに取り掛かる予定です。
作業自体は地味で大変ですが、着々と出来上がって行く過程が実感出来るのでなかなか面白い工程ですよ(^_-)-☆
着物のコミュニティ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
現在「くれいらんど」では個人オーダーがパンク状態でオーダーをストップさせて頂いてます。
大変申し訳ございませんが今しばらくのオーダー再開まで宜しくお願い致します。
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COMMENT
すご!
(^^;)
大変な作業ですね。
有り難うございます。
ちまちまと面倒なだけでchika♪さんの様な素敵な作品にはほど遠いです。
今年もどかよろしくお願いします。