思い出のメダル

先日の記事で粘土の型抜きが転がって無くなってしまった・・・という事を書きましたが、部屋の隅々を一時間程掛けて捜した結果、写真の古ぼけた思い出のメダルキーホルダーがホコリまみれで出てきました。

これは何かと言いますと、その昔1976年12月に創刊された漫画雑誌「マンガくん」という、「エスパー魔美」や「球道くん」という人気作品が連載されていた雑誌の中で石森章太郎先生が連載されていた「まんが研究会」というマンガの書き方や、同人誌の作り方などを教えてくれるコーナーがあり、そこで毎回4コマ漫画を募集して入選、佳作、努力賞を発表する・・・という趣向のコーナーがあったのです。

当時、高校生だった闇スナはひと月に一回くらいのペースで4コマ漫画をこのコーナーに投稿していましたが、結果は努力賞2回、佳作6回・・・と言った感じでした。

努力賞は名前だけの掲載と、粗品がもらえていたような・・・?
佳作に入るとやはり名前の掲載と雑誌のマスコットキャラクターだったナマズくんのバッチがもらえたのですが4コマ漫画は掲載されず、毎号4〜5作品が入選に選ばれ作品も掲載されていたのです。

いつも今度こそ作品を載せてやるっ!!と、頑張って投稿していましたがある号で次回「漫画研究会」最終回の予告がっ!!!

え〜〜っ!!!!　うそーーーっ!!
じゃあこれが最後のチャンスじゃんと、必死に考えて描き上げた渾身4コマ作品を祈るような気持ちで投稿しました(笑)



・・・そして結果を待つ事1ヶ月、なんと闇スナの執念が実り漫画研究会の最終回にて見事1位入選を果たして雑誌に作品が掲載されたんですヽ(^。^)ノ

バンザーーーイっ!!

ホントに嬉しかったなぁ〜っ、天にも昇るとはこの事か?　ってなくらい喜んだ記憶があります。

そして、その時にもらった入賞メダルキーホルダーが写真のものなんです♪

30年くらい経っているので色もはげ落ち、金属部分もくすんでしまい、キーホルダー部分は無くなってしまいましたが、とても大切な思い出のメダルなんです。

綺麗に磨いて色も塗り直そうか・・・とも考えましたが、この時間の経過さえも大切な思い出なのでやはりこのまま大事にしておくのが良い気がします。

物が無くなって、部屋の隅々を探しまわるのも時には良い事が待っているもんですね（*^_^*）

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